皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
おかげさまで先週の木曜日には手術も無事終了いたしました。
この調子で順調に回復してリハビリしていければ、八月の中旬にはけやきも再開できるのではないかと考えています。
このブログのタイトルにも書きましたが、私の中で骨折はもはや思い出・・・(にしてしまいたい(´;ω;`)) という気持ちとせっかくの骨折という貴重な経験を何かの形で残しておきたいという気持ちから、MOF(Memory of Fracture骨折の思い出)と題し少し文章にしてみようと思います。
※このMOFではレントゲン写真、CT画像や文章として痛い表現なども使っていくかと思います。怖い、気持ち悪いと感じるかも知れませんのでご注意下さい。この際情けない話も包み隠さずお話していきます。
MOF1 プロローグ 「やってしまった・・・」
先週末のあの猛暑のなか、毎年夏の恒例行事になっている海でのキャンプに行ってきました。千葉の南房総にあるキャンプ場で、なんと貸し切りエリアの出来るキャンプ場なんです。今回は6家族で総勢20名位の参加。私達家族にとって本当に楽しみにしているイベントです。
しかし先週末からなんと次男が発熱、妻と次男はやむなく自宅待機。なんとなくの嫌な出来事の暗示だったのか、しかし長男と私は最高にキャンプを楽しんでいました。初日までは・・・笑
二日目の朝です。前日子供たちと釣った小魚を海に逃がしてあげようと、寝ぼけ眼のまま浜にある岩に上り少し沖へ行こうとした時・・・足を滑らせ背中から滑落しました。全身を走る痛みの中、バケツを持っていた右手は異次元の痛みがありました。手のつきかた、初めの痛み方から人差し指、中指の付け根の骨折、もしくは脱臼かな?と思いました。
「キャンプ用具の撤収どうしよう」「帰りの運転」「家族のこと」「仕事できるか」「手術かな?」「もしかしたら折れてないといいな」ってなところから「時間をもどしたい」なんて事まで頭を駆け巡りました。
少しづつ精神のショック状態が落ち着いてきて、治療家として冷静に自分の手をみてみると、明らかな中手骨の骨折でした。あっという間に手の甲は腫れてきて判断しにくい状態でしたが、いわゆる骨折の鑑別条件である骨の軋轢音が確認できました。
私自身過去に左手の人差し指と右足の小指を骨折したことはありましたが、実際手術する程の骨折は初めてです。そして軋轢音を体感するのも初めてでした。
受傷してから5分ほど、「これが軋轢音か。いい経験できたな♡」と無理やり前向きに持っていこうとささやかな努力をしたのも、もはや思い出です。
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